日経平均株価とは何ですか?わかりやすく簡単に言うと東証1部上場企業225銘柄の平均値です

日経平均株価
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日経平均株価は東証1部から選んだ225銘柄の平均値

日経平均株価とは、日本における株式市場で最も有名な株式指標の一つです。

新聞やテレビのニュースでは、経済情報を伝える際に必ず報道される有名な経済指標ですね。

日経平均株価は、日本経済新聞社が計算して発表している、国内の株価の平均値になります。

しかし国内で上場している全銘柄の平均値ではありません。

約2000銘柄ある東証1部上場企業のうち、特に変動が大きく株の売買が盛んな225銘柄を選んで集計し、その平均値を算定しています。

1950年9月より「東証修正平均株価」として東京証券取引所が算出していましたが、1970年に日経グループが引き継ぎました。

現在では15秒間隔で日経平均株価を算出しています。

日経平均株価のような株価の動きを表すものを「株価指数」と呼びます。

ですから日経平均株価は、政府が景気の動向を把握するための指標として使われたり、海外からの日本の株式指標として用いられているのです。

日経平均株価は、日本の代表的な企業の株価の平均値をとることで、日本の株式市場の相場全体の様子がわかる数値だというわけです。

日経平均株価が上がっていれば日本の株式市場の調子は良く

日経平均株価が下がっていれば日本の株式市場は調子が悪いという感じです。

東証1部上場企業225銘柄一覧

日経平均株価の中にはトヨタファーストリテイリングなど、誰もが知る有名企業が名を連ねています。

どの企業が、日経平均株価を構成する225銘柄になっているのかは、

「日経平均株価 企業」

「日経平均株価 225」

と検索すれば知ることができます。

記事作成時(2017年11月29日)ですと、日経平均採用銘柄は以下のようになっています。

※ クリックすると拡大します ※

日経平均株価 銘柄

TRADER’S WEB より画像キャプチャ

日経平均株価の銘柄は、国内の景気動向を把握するため、一つの業界の株価のみを集計するのではなく、様々な業界の株価を集計して平均値を計算しています。

全銘柄を36業種に分類し、さらに6つのセクターに分け、市場における株式の流動性バランスを考慮して、225銘柄の選出が行なわれています。

日経平均株価の銘柄の入れ替え

バトンタッチ

日経平均株価はかつて、指標としての連続性を重視するために、倒産や上場廃止などの理由がなければ銘柄を入れ替えることはありませんでした。

しかし、株式数が少ない会社の株で大量の株式取引があると急激な株価の変動がおき、日経平均株価に大きな影響を及ぼすことになります。

そのため銘柄の流動性も重視するようになり、銘柄の入れ替えが行われることになりました。

日経平均株価を構成する銘柄は、常に同じ企業の銘柄で構成されているわけではなく、随時入れ替えが行われているのです。

銘柄の入れ替えとして、定期入れ替え臨時入れ替えがあります。

「定期入れ替え」では1年に1回10月に成長性のある優良株を定期的に入れ替えています。

流動性が落ちたり売買が活発でない銘柄はこの時に外され、代わりの企業が選ばれることになっています。

もちろん過去には定期入れ替えのない年もあります。

2017年ですと、北越紀州製紙、明電舎を除外し、リクルートホールディングス、日本郵政を採用しました。

また、225銘柄のうち、経営破綻経営再編などで上場廃止されたり、東証一部から外されたりした場合は、その銘柄の代わりを補充する「臨時入れ替え」が行われます。

2017年8月に決算問題が明らかになった東芝東証第2部になることから除外され、代わりにセイコーエプソンが組み込まれています。

日経平均株価が抱える問題

日経平均株価 問題

日経平均株価は有名かつ代表的な経済指標の一つですが、必ずしも株式市場の状況をそのまま表しているとは言えません。

東証1部に上場している企業はおよそ2000銘柄ありますが、日経平均株価はそのうちの225銘柄

つまり日経平均株価には約11%程度の数の銘柄しか反映されないのです。

ですから日経平均株価の銘柄以外の株価がどれだけ好調でも、日経平均株価の225銘柄がどれも上昇しなければ、日経平均株価は変わらず横ばいのままということになります。

日経平均株価が中小型株の動きと異なることがあるのです。

また、日経平均株価の構成比率は上位の5銘柄のみで20%を占めています。

特に構成比率が最も高いファーストリテイリング社の株は日経平均株価の約8%を占めており、ファーストリテイリング社の株価が上下するだけで日経平均株価も大きく動いてしまうのです。

この場合、日経平均株価の変動が、日本の国内全体の景気を表しているとは言えないでしょう。

その他にも日経平均株価には、為替や国際状況の影響を受けやすいという特徴もあります。

日経平均株価に選ばれている銘柄とは、いわば日本を代表する大企業。

製造業や素材メーカーなどはを積極的に海外に展開し、販売や製造の拠点が海外にあったり、原材料の輸入や商品の輸出を行ったりしています。

そのため、海外で大きな事件があった場合、日経平均株価も影響を受けてしまうことが珍しくありません。

日経平均株価は国内の景気を知るのに重要な指標の一つです。

しかし、あくまで指標の一つに過ぎません。

日経平均株価が急落したからといって保有している銘柄を売らなければと焦るのではなく、急落した原因を調べ、あなたの投資保有に対してどう影響するのかを考えましょう。

まとめ

日経平均株価とは日本の株式市場で最も有名な株式指標の一つ

日経平均株価は日本経済新聞社が東証1部上場企業から225銘柄を選んで算定したもの

日経平均株価の銘柄は流動性が落ちたり業績が悪くなると入れ替えが行われる

日経平均株価が急落したからといって焦る必要はなく、急落した原因を把握し保有銘柄に対してどう影響するのかを考えましょう

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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