林修先生が語った歴史上の失敗者から学ぶ「負けるやつ」の共通点

林修 黒板

私は空いた時間があると、YouTubeなどの動画を見ているのですが、強く興味を抱いた動画がアップされていました。

「今でしょ!」で知られる林修先生が出ていた番組で、「歴史から見る負けるやつに共通する3つの共通点」というお話をされていたのです。

とても興味深い内容だったので、要点だけではありますが記事にして紹介したいと思います!

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「あすなろラボ」の林修先生の授業

放送されたのはかなり前になりますが、フジテレビの「テレビシャカイ実験 あすなろラボ」という番組にて、林修先生がある人たち行った授業の様子が放送されました。

ある人たちとは、学歴が中高卒あるいは中退者の、勉強が嫌いないわゆる「落ちこぼれ」たち。

林先生の授業が退屈、あるいは無駄だと感じたら途中退席してもいいという企画でした。

いつも相手にしている予備校生とは態度も考え方も違う彼らに苦戦しながらも、最後は人間力で真っ向からぶつかっていく先生の姿に、見ている私もつい引き込まれて見入ってしまいました。

どうして勉強をするのか?

学校の勉強は本当に役に立たないのか?

「勉強は役に立たないから必要ない」と言い切る彼らに、林先生は自身の人生哲学をぶつけます。

人生で大切なのは「解決」と「創造」。

勉強はその方法をたくさん教えてくれるもの。

答えが見つからないことは、今までの歴史の中ですでに誰かがやっていることがヒントになる。

だから本を読んでみてほしい。

林先生の授業の中で印象に残ったのは、歴史から分かる「負けるやつ」に共通する3つの敗因でした。

負けるやつに共通する3つの敗因

林修 負ける

歴史とは、勝った側の視点で、勝った側の歴史が書かれていることが多いです。

どの戦いに誰が勝ったとか、次の権力を誰が握ったとかですね。

勝利は華々しく見えるもの。

しかし林先生は「誰が勝ったかなどはどうでもよいと切って捨てています。

「歴史上の勝者というのは、運だったり実力だったり、様々な要因や偶然が重なっていることが多いから法則性は薄い。

むしろ、反対の負けるやつ、敗者にこそ必ずと言っていいほど共通点が存在する

と語っています。

林修先生は、その失敗する原因や負ける原因について次の3つを語られていました。

情報不足

慢心

思いこみ

の3つです。

情報不足

林先生はこの「情報不足」こそが最も多い失敗の要因だと語っています。

情報不足とは

相手に関する情報だったり、

戦いの環境や仲間の状況だったり、

行き詰った時にどう行動すべきか判断する材料だったり、

関係している全ての情報が不足している状態です。

情報が十分でない状態だと、感情や思いつきで行動することになり負ける可能性が高くなるということでしょう。

孫子曰く、彼を知り己を知れば百戦あやうからずですね。

彼とは敵のこと。

敵を十分に知ることに加え、自分の状況についても知っていれば、百回戦っても危険に陥ることはないということです。

林先生は、徳川幕府、旧日本軍、民主党を例に挙げ、彼らの勝敗を分けたのも情報不足であると分析しています。

慢心

慢心とは、根拠もないのに自信を持つこと

成功したり調子が良い状態が続くと、人はつい慢心しがちです。

「こんな感じでいいだろう」

「この程度でいいだろう」

慢心の気持ちでいると現状に満足し、成長が止まってしまいます。

理由も根拠もなく、勝つために必要な準備もせずに勝負に臨んだ場合、負ける可能性が高くなってしまいます。

結果を出し続けている人には、慢心という気持ちはおそらくないでしょう。

自身の心理状態を把握し、今までの成果も成功も通過点だと考える。

人生は小さな「今」の積み重ねと考え、常に勉強と精進を心がけたいです。

林先生も番組内にて、

「今では自分もテレビなどに出て、ちょっとは知られた存在になっている」

「そんな自分が前に立てば、いかに勉強嫌いの彼らでも自分の講義に耳を傾けるだろう」

と慢心の気持ちがあったことを、講義の振り返りにて反省されていました。

思いこみ

思いこみとは、「これで良いはず」「正しいはず」と検証もせずに判断してしまうことです。

最初は「こうであってほしい」という願望が次第に「こうなるはずだ」とすり替わってしまう。

物事を多角的に見れていないと、思いこみに変わってしまいます。

自分では「きっとこうだ」と思っていても、事実を元に検証し、客観的にも判断することで、思い込みは無くしていけます。

抽象化された考えはあらゆることに通じる 株式投資にも

林修 本

抽象化された考えというものは、あらゆることに通じます。

林先生の「負けるやつの共通点」も、勝敗や成功・失敗があるものならほとんどの事柄に通じるでしょう。

勉強、スポーツ、仕事、恋愛・・・

そして株式投資にも。

林先生の話を聞いていて、思い当たる節はいくつもありました。

その企業のことを調べもせず、なんとなく買ってしまったり

今まである程度利益を出してきたから今後もうまく行くだろうと思っていたり

この銘柄の株価はいずれは値上がりするだろうと思い込んで買い増ししてしまったり

うまく利益が出た投資もありますが、林先生の言葉を借りれば「たまたま運良くうまくいっただけ」なのでしょう。

知らず知らずのうちに「負けるやつ」の行動を取っていたことを思い知らされました。

戒めとして、常に心に留めていたいと思います。

おわりに

人はどうしても、「勝利」だとか「成功」だとかいった、華々しいものに目を向けてしまいがちです。

この記事をまとめようと思ったのは、「林先生が良いこと言ってる!」と思ったからだけでなく、「自分とは違う視点に気付かせてくれたから」ということの方が大きいです。

本を読む重要性を説かれているのも、自分とは異なる考えに触れられるから、という意味もあるのでしょう。

本屋の株式投資のコーナーを見ると、

「株の必勝法!」

「絶対儲かる!」

「楽に稼げる!」

というフレーズがあちらこちらで踊っています。

勝者の成功体験に安易に飛びつくのではなく、

敗者の失敗体験を知り、自分は同じ轍を踏まないことこそ、真に学ぶべき重要なことなのかもしれません。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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